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僕はコワーキングスペースを立ち上げる前、「コワーキングスペースって何が必要なんだろう?」と思って、それを知るために仙台に見に行ったり、東京に見に行ったりしました。
そのころ、山形にはまだコワーキングスペースはなかったので。
そこで思ったことは、「キッチンが必要だな」と思ったり、「足りないことが必要だ」と思いました。
足りないことっていうのは、要するに「余白」で、そこを使う人に合わせて変更したり追加したり出来る部分。
それから、足りないために自然に知恵をしぼることになるっていう仕掛けです。
だから、スタジオ八百萬は微妙に色んなものが足りなくなってます。
でも、今になってみるとそれもどうでも良くて、スタジオ八百萬の本質は、「何とかなる」を提供する場所だと思ってます。
僕は前の会社では電子回路の設計を20年ちょっとやってきました。
僕らの会社はだいたい「最後の砦」みたいなもんで、開発の相談に来るお客さんは、
「アメリカのナンバーワンのあの会社でも無理って言われました」
「日本のあの会社でも、あの会社でも無理って言われました」
「でも、どうしてもやりたいんです。でもでも、無理ですよね?」
って感じで来ます。
たぶん、どこよりも開発費が高いから最後になってたのかも知れません(笑)
でも僕らは、
「ん~~~」
「いや、出来ますよ」
「しかも、こうやったらもっと簡単に出来るし部品も減らして安く出来ます」
とか言いますよね。
お客さん歓喜です。実際に出来ますし。
エンジニアの役目は今まで不可能だったことを可能にすることなので、ハードルが高ければ高いほど燃えます。
可能を可能にすることは、誰かやっといてって感じです。僕の仕事じゃない。
最近、僕らの周りでは、新しく何かを起こしたり、何かに挑戦する人がジワっと増えてます。
特に女性。
これは難しいことにも挑戦してる先駆者の仲間がいることとか、色んな要素が重なってると思いますが、そのうちの一つにコワーキングスペース「スタジオ八百萬」の存在もあって欲しいと願ってます。
「私にも出来るんじゃない?」
「私も好きなことやっていいんじゃない?」
「あいつに相談したら何とかなるんじゃない?」
と思ってもらえたら幸いです。
僕が全力で「何とかなる」をサポートしますし、何とか出来る人を探します。
みんな好きなことしましょう。力を合わせれば何とかなる。
それがコワーキング。
via スタジオ八百萬 https://www.facebook.com/studio800man/photos/a.1549291028619289.1073741830.1542281462653579/1762925933922463/?type=3